皆さんは自動売買やEAを探していて、使いたいと思う基準とは何でしょうか?
勝率?
バックテストの結果?
今までの損益のスマホ画像?
フォワードテストの内容?
上記のどれも大事だとは思いますけど、一番目を惹かれるのは月利○○%!ではないでしょうか?
いくら勝率が高くても毎月数千円では納得できませんよね?
バックテストの結果が今後も同じようになるとは限らないし、今までの損益の画像では証拠金に対し月利がいくらになるかはすぐに分かりませんよね?
フォワードテストの内容には月利が記載されていますが、自分で調べないといけません。
それならば、自動売買やEAを販売または提供している人が「月利○○%達成!」と書いててくれた方が分かりやすいですし、使いたい側の人も証拠金に対していくら利益が出るのかすぐに計算ができますよね。
つまり細かなデータを記載したりロジックの説明をするより、いくら稼げるのかの大まかな指標を公開してくれた方が興味を示しやすいのです。
特に初心者さんですと自動売買やEAのデータとロジックなどに「ナンピン幅が~」とか「RSIの逆張り手法が~」とか書かれていても意味が分かりませんよね。
それよりも、はっきりと「○○万円稼げます」と表記されてる方が分かりやすいし「一度どんなものか見てみよう」と興味を示し、自動売買ソフトやEAを見てもらえる確率が高まります。
このように自動売買やEAを紹介する際は、月利を記載している方がより効果的に販売できますし、特に「月利100%!」と書かれていたら使ってみたくはなりませんか?
だって10万円が1か月で20万円になり、100万円の証拠金だと1か月だけで200万円になるのですから、誰でも目を奪われるのは当然です。
ですがちょっと待ってください、毎月証拠金が2倍ずつ増えていくことなんて本当にあるのでしょうか?
たとえ月利100%ではないにしろ、月利50%や80%を毎月コンスタントに達成できるのでしょうか?
今回はそう言った、かなり高い月利を叩き出している自動売買やEAについて解説していきたいと思います。
Contents
高い月利を稼ぐ自動売買やEAはどんなものなのか?
まず始めに勘違いの無いように言っておきますが、月利100%や50%以上稼げたのは本当のことだと思います。
そこでつまらない嘘をついたとしたら、いざお客さんが使ってみて「全然違うじゃないか!」と言うクレームが殺到してしまいます。
つまり、一時のことであれ高い月利を叩き出したことがあるのは間違いないでしょう。
ですがそこで「月利100%の自動売買ソフトを探してすぐに使おう!」とはならないでください。
もちろん自己責任で使っていただくのは構いませんが、リスクがどれくらいあるのかもちゃんと見てからにした方が良いと言う事です。
月利が高い自動売買やEAと言うのは大きな含み損を抱えやすく、少ない証拠金の場合はすぐにロスカットされてしまう危険があるからです。
これはワンポジ型やナンピン型どちらのタイプも問わずです。
ワンポジ型やナンピン型の自動売買やEAについては、過去記事で掲載してありますので参考にしてください。
-
FXの自動売買やEAはナンピン型とワンポジ型どっちを使うのがいいのか?
自動売買やEAの種類は大きく分けて2つあります。 それが「ナンピン型」と「ワンポジ型」です。 では具体的にどう違うのかそれぞれの特徴など踏まえて解説したいと思います。 Contents1 それぞれ ...
高い月利を出せる反面、かなりの危険も伴うと言う事は重々承知したうえで使わないと痛い目を見るかもしれません。
仮に高い月利を出せるものを使うとしたら、稼いだ利益はすぐに出金して長期的には使わない事をオススメします。
高い月利が出せると言う事は、大きな含み損を抱えてやすく、いつかは必ずロスカットされてしまいます。
それが稼働させた最初の1か月目に来てしまうかも知れないと言う事も頭に入れておいて下さい。
ちなみに詐欺師が販売している自動売買やEAも、月利が比較的高めに設定されているので注意が必要です。
高い月利を出せる自動売買やEAの特徴
☑ 1か月単位で月利100%達成したことがあるのは本当のこと
☑ ハイリスクハイリターンのものがほとんど
☑ 月利が高いものを使う際は稼げたらすぐに撤退することも視野に入れておく
どのくらいの月利が安定して稼げるのか?
月利が高い自動売買やEAは、そのほとんどがハイリスクハイリターンの物です。
それでは逆に、リスクが低く毎月安定して稼げるものはどのくらいの月利になるのでしょうか?
正直に言いまして、この問いに対する明確な答えを私は持ち合わせてはいません。
なぜならば、この世に存在するすべての自動売買ソフトやEAを使ったわけでは無いからです。
なので私の考えと、情報提供者さんの考えを照らし合わせた結果の報告となる事をご了承の上、続きをご覧ください。
私の考えとしましては、リスクが低いと言う事は破産する確率も低いと言う事だと思っています。
破産する確率が低い=含み損を抱える時間が短い、又は含み損を抱えても小さいと言う事では無いのでしょうか?
つまりワンポジ型だとレートが逆行しにくいところでエントリーをする、ナンピン型でもある程度エントリーポイントと逆行してもすぐに決済される位置でエントリーをするはずです。
この両者に共通しているのは、逆行しにくいところでエントリーをすると言う事です。
と言うことはエントリーポイントを厳選するので、1日のエントリー回数が必然的に少なくなるのです。
その結果、収益と言う面では少なくなるかもしれませんが、リスクと言う面ではかなり軽減されるので安定して稼ぐことが出来るとも言えます。
なので月利に関しては5%~15%が妥当ではないかと個人的には考えています。
先ほどの月利100%の自動売買やEAに比べると、各段に収益が低いと思われるでしょうが、ロスカットされない範囲で稼ぐとすればこのくらいの月利に収束するのではないかと私は思っています。
1か月で月利100%出せるが3か月後にはすべての証拠金がロスカットされる自動売買と、月利は10%だが安定して毎年稼ぎ続ける自動売買のあなたならどちらを選択しますか?
月利10%とは言いましたが、年利に直すと120%なので普通に考えると破格なんです。
1年間で資金が倍にできる事を考えれば、リスクが高いものを選ぶよりリスクが低く安定したものを選んだ方が、後々お得になってくるのです。
ちなみに、私にEAの情報を提供してくれる人が言うには「月利20%くらいまでのEAならば含み損は多く抱えるけど稼ぎ続ける事は出来るよ」とのことです。
つまり月利20%以上稼ぐことの出来るEAだと、ロスカットの恐怖と戦いながら稼がないといけないと言う事です。
もちろん明確な根拠などはありませんが、リスクを抑えて稼ごうとすると利益も少なくなると言うわけですね。
リスクは高いけど大きく稼げる自動売買か、安定はしてるけど毎月の収益は少ない自動売買か、あなた自身の好みで選んでみてください。
安定して稼げる自動売買の月利とは
☑ 長期に渡って稼げる自動売買の月利は5%~15%に収束する
☑ リスクは低いが収益も比例して少なくなる
☑ ロスカットの可能性が低いので精神的にも安心して稼働させられる
自動売買やEAの月利に関してのまとめ
今回は自動売買やEAの月利に関して纏めて見ましたが、いかがでしたでしょうか?
月利と言うのは「いくらくらい稼げるか」の指標となるので、自動売買ソフトを選ぶうえで重要なポイントだと個人的には思っています。
月利100%以上と言うのはとても魅力がありますが、その裏に隠されたリスクと言うものを考えなければなりません。
そのリスクも考えず「月利が高いものを選ぼう」としてしまうと、痛い目を見るのは明らかです。
ですが私は「月利が高いものを絶対に選ぶな」と言うわけではありません。
最初からすぐに撤退すると言う名目で、短期間で一時的に使うのも有効だと思っています。
短期間でもリスクを伴うのは変わりありませんが、長期運用するより稼げる可能性はまだあります。
ですが月利の高い自動売買ソフトの場合は、高価有料販売だったり詐欺の可能性も否めませんのでかなり注意が必要です。
そんな危険を冒すくらいだったら、月利が低くても安定して長期的に稼げるものをオススメします。
最終的にどの自動売買やEAを選ぶのかは「あなた自身」ですので、いろいろ調べたうえで納得ができるものを選んでください。
以上、この記事が参考になれば幸いです。
その他、気になる事があれば下記のお問い合わせフォームにお気軽に連絡してください。