EA-BANKに登録すれば、だれでも無料で運用できるEAの中でも特にオススメである「Hydrangea」についてご紹介したいと思います。
さらにEAの能力について項目ごとに点数を付けて評価してみたので、興味のある方は最後までご覧ください。
Contents
Hydrangeaの概要
Hydrangeaは「アノマリー系EA」であり、特定の時間帯に出やすい値動きを狙ったEAです。
アノマリーとは?
☑ アノマリーとは、特定の時間に特徴的に動く値動きを狙った取引方法であり、基本的にテクニカル分析等は行いません。
☑ 過去の統計を取り「○○時は値が上がる傾向にある」「○○時には値下がりの確率が高い」と言った統計学による取引方法です。
しかしこのHydrangeaはアノマリー系EAでありながら、テクニカル分析を用いて「エントリーの指定時間になっても厳しい相場情況ならエントリーせず見送る」「エントリー指定時間外でも優位性のある相場情況ならエントリーする」など柔軟な対応をすることが出来るようです。
このテクニカル分析を用いた結果により、アノマリー系EAの弱点を克服し、アノマリー系EAの強みを最大限に発揮できるようになったとの事です。
さらにSL(ストップロス)は異例の30と言う低い値でありながら、勝率は65%、リスクリワード1、PF(プロフィットファクター)1.82とあらゆる面で優れています。
その安定感はフォワードテストでも現れており、非常に順調な右肩上がりの成績を残せています。
勝率が約65%であるがため、連敗してしまう時期があるもののSL(ストップロス)の値が非常に低いので、大きなドローダウンを起こしてしまう心配も無く、ストレスフリーで運用が出来るEAの1つでしょう。
項目ごとのスコア
EAの能力を項目ごとに分けて、分かりやすいように評価を数値化してみました。
使用の仕方や運用方法により評価が人それぞれ異なる部分もあると思いますので、あくまで参考としてご覧ください。
収益額 | ![]() |
収益率 | ![]() |
安定性 | ![]() |
フォワードテスト期間 | ![]() |
エントリー頻度 | ![]() |
リスクリターン率 | ![]() |
ポートフォリオの組みやすさ | ![]() |
資金リスク | ![]() |
バックテストとの乖離 | ![]() |
初心者へのおすすめ度 | ![]() |
収益額 ★4
SL(ストップロス)の値が低いおかげで、勝率が爆発的に高い訳ではありませんが、利益は順調に伸びていきます。
一回ごとの取引利益は少ないものの、利益額が損失額を上回るので利益は多い印象です。
収益率 ★4.5
収益率は証拠金額に左右されるので、利益が多い=収益率が良いと言う訳ではありません。
逆に言えば、証拠金が少なくて済むのなら利益がそれなりにあるだけで収益率と言う数値は各段に伸びます。
このHydrangeaは最大ドローダウンが低いので、証拠金は少なくても運用が可能です。
過去の最大ドローダウンから試算して、最少の証拠金はおよそ12,000円からの運用が可能であり、利益もそれなりに見込めるため収益率はかなり良いEAでしょう。
安定性 ★4.5
大きなドローダウンも無くコツコツと利益を積み上げてくれるので、安定感は抜群にあります。
ただしフォワードテストを見る限り、連敗してしまう時期があったため評価は0.5点だけマイナスとさせていただきました。
フォワードテスト期間 ★4.5
フォワードテスト期間は1年7カ月(2021年12月現在)と長期間なので、信頼性のあるデータとなっております。
フォワード計測がちょうど2年経った後、現在と同じ水準で成績を残せていれば評価は満点とさせていただきます。
エントリー頻度 ★4
アノマリー系EAなので「特定の時間にエントリー」を行うのが基本ですが、Hydrangeaはテクニカル分析も同時に用いてエントリー回避することもあるので、エントリー回数が多い訳ではありません。
過去のデータを見てみても、およそ月に10回程度のエントリー回数、週に直すと2~3回のエントリーとなっております。
ただエントリー回数が少ないから悪いと言う訳では無く、人によっては物足りなさを感じてしまうケースもあるため、この評価とさせていただきます。
リスクリターン率 ★4
リスクリターン率とは、最大ドローダウンが出てしまってもどれくらいの期間でリカバリーできるかを示した割合となります。
Hydrangeaは最大ドローダウンが低いのですぐに利益が補ってくれる特徴がありますが、一方で勝率65%がネックとなり連敗後のリカバリーに時間がかかるためこの評価となりました。
ですが決して悪いと言う訳では無く、むしろ優秀な部類に入るので安心して運用ができるでしょう。
ポートフォリオの組みやすさ ★3.5
ポートフォリオ運用で重要なのは「リスクを分散させる」ことにありますが、Hydrangeaは通貨ペアが超メジャーと言っていいUSD/JPY(ドル円)なので、他にも同じ通貨ペアを使用したEAがたくさんあり、リスク分散させての運用となると少し厳しいかもしれません。
ただしアノマリー系EAで優秀なものは数多く存在しないので、たとえ同じ通貨ペアを使用するEAを運用中であっても、Hydrangeaを1つポートフォリオに加えてみても良いかもしれません。
資金リスク ★5
資金リスクはEAなどのシステムトレードでは珍しく、ほとんど気にしなくても良いかもしれません。
たまに連敗をしてしまう事もありますが、ST(ストップロス)の値が低いおかげで大きな損失とはなりません。
推奨の証拠金さえ入金していれば、あとは放置でも口座が破綻してしまうと言う心配もないでしょう。
バックテストとの乖離 ★5
リアル運用とバックテストの成績が大きくかけ離れてしまうEAはよくありますが、Hydrangeaに至ってはリアル運用でもバックテストとほとんど同じような成績を残しています。
特定の時間を狙って「統計的に利益を得やすいパターン」だけにエントリーを行うアノマリー系EAは、過去のデータと同じような成績になる傾向が強いです。
この安定感こそがHydrangeaの特徴となっています。
初心者へのおすすめ度 ★5
メジャーな通貨ペアを使用し、含み損や大きなドローダウンに悩まされる心配がないため、システムトレード初心者にはぜひ運用して欲しいEAの1つです。
ポートフォリオに組み込むには難点がありますが、USD/JPY(ドル円)を使用するEAはこのHydrangea1つに絞っても良いかもしれません。
Hydrangea総合評価
総合評価……44/50
総合で評価するとかなりの高得点が出ました。
アノマリー系EAの多くは特定の時間だけエントリーを行い決済を繰り返す者が多い中で、Hydrangeaはテクニカル分析も用いてエントリー回避や、時間外のエントリーを行ってくれるため、損失を大幅にカバーする事が可能となっています。
仮に特定の時間だけエントリーを行ってしまうものであれば、誰が見ても大きな下落トレンドが発生しているにも関わらず買い(Buy)でエントリーをするなどの無謀なエントリーを行ってしまいます。
テクニカル分析を用いる事でこのような無駄を省き、利益を順調に積み重ねることができるのがHydrangeaの大きな特徴です。
EA開発者様曰く「配布するために作ったEAではなく、自分で稼ぐために作ったEA」と言う事なので、本気の度合いが他のEAとは全く違いますね。
USD/JPY(ドル円)を使用するEAは他にもたくさんありますが、アノマリー系EAをポートフォリオに組み込んでいないならば、Hydrangeaを1つ組み込んで運用してみてはどうでしょうか?
もし興味が出て来たと言う方は、下記のバナーからEA-BANKへ登録を行いEAをダウンロードしてみてください。
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