FXには確実に勝てる…と言うよりも負けない為の必勝法が存在します。
それは「勝ち逃げをする」と言う事です。
FXで利益を上げ続ける事はかなり難易度が高く、特にFX初心者にとっては困難を極めます。
ですが今回ご紹介する勝ち逃げをする方法を実践すれば、たとえ利益が出なくてもプラスマイナスゼロにすることは可能です。
それでは勝ち逃げをするための実践方法と、FXは勝ち逃げでしか勝てない理由をご説明します。
Contents
そもそも勝ち逃げって何?
FXにおける勝ち逃げとはそもそも何なのか?具体的な例は以下の通りです。
FXにおける勝ち逃げとは?
☑ 利益が発生した時点で、その日はトレードを終了する
☑ 損失が出た時点で、その日のトレードを終了する
☑ スイングトレードなどの長期保有の場合、必ず損切設定をしておく
意外かもしれませんが勝ち逃げとは、利益が出た時点で逃げるだけのことではありません。
損失が出た時点でその日のトレードは続けず、撤退することも立派な勝ち逃げなのです。
FXはトレードを続ければ続けるほど負ける傾向にあるので、「勝ったら逃げる」「負けたら撤退する」ことも重要となります。
簡単に言えば、「深追いはせず、さっさと止める」と言う事です。
勝ち逃げがどうして難しいのか?
「利益が出れば勝ち逃げすれば良い」と言う事は、FXトレーダー初心者ですら理解しており分かり切った事です。
しかし勝ち逃げするのは非常に難しく、ルールを厳守できるトレーダーも少ないでしょう。
勝ち逃げが出来ない理由は、トレーダーの技術ではなく精神面にあります。
例えば朝のトレードで5~10pips程の利益が出たとします、その場合あなたならどう考えますか?
「今日は調子が良いので、引き続きトレードを頑張ろう!」となる方が多いはずです。
ですがそのままトレードを続けても利益が積み上がるとは限りません、最悪の場合は朝の利益分すら溶かしてしまいマイナスとなってしまうかも知れません。
そのマイナスとなった時点でトレードを止めるのならまだ良いでしょう、しかし損失分も取り返そうとトレードを続行してしまう方が多いため、さらに損失が膨らむ可能性も高いのです。
「まだまだ利益を積み重ねたい」「損失を取り返すまでトレードを続ける」と言った考えが強いので、勝ち逃げする事が非常に難しいのです。
勝ち逃げするための方法
勝ち逃げすれば良いと言うのは分かっていても、なかなか実行に移す事ができない状況は多々あります。
しかしFXで利益を上げ続けるには、勝ち逃げに徹する必要があります。
では具体的にどのような方法で勝ち逃げすれば良いのか解説したいと思います。
決まったpips数で利確、損切りを行う
決まった値幅で決済や損切りを行うと言うのは、テクニカル要素を必要としないためFX初心者の方でも簡単に実行することが出来ます。
固定された値幅だと大きな利益を狙う事は難しいでしょうが、勝ち逃げに徹するのなら必要不可欠な行為だと言えます。
決済と損切りの値幅は出来る限り「決済>損切り」となるように損小利大を意識しましょう。
直近の高値安値に到達でポジションを決済する
直近の高値と安値はすべてのトレーダーに意識されるポイントなので、直近の高値と安値で反発する事がよくあります。
エントリーを行った後は、直近の高値と安値に水平ラインを引いて、そのラインよりも1~2pips程手前で決済するようにすればうまく勝ち逃げが出来るでしょう。
水平ラインを利用した決済位置
1日に許容できる獲得と損失pips数を決めておく
まずはFXトレードを始める前に狙っている獲得ips数と許容できる損失pips数を決めておきます。
例えば「獲得は15pips狙い、損失も同じく15pipsに設定しておこう」と目標を立ててトレードをスタートします。
仮に朝のトレードだけで15pips獲得したとします、FXは24時間相場が動いているので残りの昼~夜までトレードを行うことは可能です。
ですがその日は最初に決めた15pipsの目標を達成できているので、その日のトレードは終了しましょう。
同じように、損失が15pips出てしまったとしても取り返そうと必死にならずに、その日のトレードは終了してください。
相場が動いているのにトレードをしないと言うのは、利益獲得の機会を損失していると考えてしまいがちですが、同じように損失の機会も回避しているのでむしろお得だと考えましょう。
必ず決めたルールに従って勝ち逃げをすれば、少なくとも大きく負け越す事は無いはずです。
その他、自信のあるテクニカルに従って利確と損切りをする
自信で決めたpips数や水平ラインは、あくまでも参考程度だと考えてください。
もし他に自分に自信のあるテクニカル要素で利益確定や損切りが出来るのであれば、そちらの方法を使用するのが良いでしょう。
例えばPIVOTやフィボナッチ、RSIやボリンジャーバンドなんかでもOKです。
まずは自分に自信がある手法を身に付けて、その中でのルールを順守するように心がけましょう。
上記のルールを1つでも破ればFXを辞める
FXで稼ぎ続ける事は、並大抵の精神力では達成できません。
仮にどれだけ優れたテクニカルやロジックを持っていても、ルールを破れば必ず負け越してしまうでしょう。
「同じテクニカルやロジックを使っているのに、自分だけ負けている……」
ネットや本を参考にして、他の人と同じ手法で勝てないのは必ずどこかでルールを破っているからです。
もし上記に記載したルールや、自分で決めたルールを1度でも破ったのなら潔くFXから引退しましょう。
少し厳しい言い方かもしれませんが、ルールを守ることが出来ない人は例外なく必ず破産しています。
ものすごくFXの勉強を行い、自信が決めたルールを守っている人ですら利益総額プラスマイナスゼロがやっとの世界です。
それだけ厳しい世界で戦っているのに、自信で決めたルールも守れない人がFXで勝つことは不可能です。
「今回だけはルールを破ってもいいだろう」
「1度だけルールを無視しよう」
このような考えの人は例え「1度だけ」と思っていても、その後何度もルールを破ってしまうでしょう。
ちょっと言い方は悪いかもしれませんが、ルールを1度でも守れなかった人はお金を無駄にする前にFXから退場する方が損失は少なくて済みます。
勝ち逃げでしか勝てない理由とは?
FXなどの投資は利益を発生するだけではなく、必ず損失もどこかで発生してしまいます。
しかしFXトレーダーの多くは「勝とう!」「利益を上げよう」を優先してしまいがちで、結果として大きな損失を被ってしまいます。
FXでは「負けない事」が何よりも重要であり、例え利益が少なくても資金さえ減らなければ大正解です。
この利益と言うのは100円でも構いません、何なら1円でも利益が上がれば良いのです。
よく「チキン利確」「コツコツドカン」と言う言葉を聞くかと思います、ですが損失さえ抑えられれば自然と利益も付いてきます。
特にコツコツドカンの「ドカン」さえ低く抑えられれば、微益撤退でも良いのです。
「大きな利益を上げよう!」
「1円でも損失を出したくない!」
このような考えが根付いてしまっているので、FXで勝つことは難しいとも言えます。
逆に言えば勝ち逃げにさえ徹すれば、負ける事は少ないでしょう。
FXは勝ち逃げするしかない方法と理由まとめ
FXと言う相場から退場せず利益を上げ続けるには、勝ち逃げは必須とも言えるでしょう。
例え利益は少なくても、損失を回避するように心がければ、今すぐ結果に結びつかなくとも今後の投資家人生に活かせるはずです。
そのためには必ず「自身で決めたルールを順守する」「利益は少なくても無駄にトレードは続行しない」「損失が出た日は潔く諦める」と言う考えを常に持っていてください。
その他、気になる事があれば下記のお問い合わせフォームにお気軽に連絡してください。