フォワードテストとは、自動売買やEAを実際に稼働させてからの売買履歴が全て閲覧できるので、とても便利なものとなっています。
ただこのフォワードテストは設定が少々難しく「EAを稼働させたけどフォワードテストのやり方が分からない…」と言った声も良く聞かれます。
実際に私もかなり苦労して登録した経験がありますので、その苦労した経験を活かし少しでも分かりやすく解説していきたいと思います。
Myfxbook(マイエフエックスブック)に登録する
初心者の方にも分かりやすいように解説していきたいと思いますね。
フォワードテストを行うにはまずMyfxbook(マイエフエックスブック)に登録する必要があります。
Myfxbookとは、トレード履歴の分析や他のトレーダーとの交流が出来るサービスを提供しているサイトのことです。
ただ他のトレーダーと言っても殆どが外国人なので、それなりに英語が理解できないと交流は難しいかもしれません。
なので公式サイトは英語ばかりですが、一応日本語にも対応しているので、まずは言語変更から行いましょう。
Myfxbookの公式サイトにアクセスしたら、画面一番下にある国旗をクリックしましょう。
その中に日本語と書かれた文字と国旗があるので、クリックすれば公式サイトが日本語に対応します。
公式サイトが日本語に対応しましたら、画面一番右上にある「Sign Up」をクリックしましょう。
サインアップをクリックするとサイトへの登録情報記入を求められますので、必要事項を全て記入しましょう。
ちなみにユーザー名は後から変更ができませんので、気をつけて入力してください。
最後にチェックボックスにチェックを入れて「送信」を押せば登録したメールアドレスにメールが届きますので、リンクをクリックすると登録完了となります。
リンクをクリックするとそのままダッシュボード画面に入れることもありますが、公式トップページのままでしたら今度は画面一番右上にある「サインイン」をクリックしてメールアドレスとパスワードをもう一度入力してください。
下の画面のようになっていればログイン成功です。
これでMyfxbookへの登録は完了です、次からは口座の取引とMyfxbookを連携する方法を解説します。
Myfxbookへの成績を反映させる方法
登録が終われば、実際に口座とMyfxbookを紐づけする方法を解説します。
まずは画面左上の「ポートフォリオ」のタブから「アカウント作成」をクリックしてください。
初めての方でしたらこの欄には「アカウント作成」しか表示されません。
アカウントタブが開かれましたら、右下の方にある「アカウント作成」をクリックしましょう。
アカウント作成をクリックすると、紐づけするプラットフォームの選択を聞かれますので今回はMetaTrader4(Auto Update)を選択しましょう。
次に紐づけするブローカーや口座番号を求められますので順番に入力していきましょう。
アカウント⇒お好きな名前を入力
ブローカー⇒お使いのブローカー名を入力(XM-Tradingの場合はXMと入力)
サーバー⇒お使いのサーバーの種類と番号を入力、XMの場合ならReal-○○と入力
アカウント番号⇒口座番号を入力
投資家のパスワード⇒閲覧専用パスワードを入力
この中で一番厄介なので「投資家のパスワード」です。
今まで普通にトレードを行っているだけなら未設定のはずですので、閲覧専用のパスワードを設定しましょう。
今回はXMでの説明となりますので、他のFX業者の場合は後で説明する「MT4側での設定」で閲覧専用パスワードを設定しましょう。
まずはXMの公式サイトから自身のアカウントにログインします。
ログインしたらマイアカウントの概要からオプションを選択するをクリックし、パスワード変更をクリックします。
次にパスワード変更の項目から「読み取り専用パスワード」にチェックを入れ「MT4のパスワード」「読み取り専用パスワード」「新しいパスワード」を順番に入力します。
MT4のパスワードは現在のMT4ログイン用パスワードを入力し、読み取り専用パスワードには覚えられるお好きなパスワードを入力しましょう、横の新しいパスワード確認にも同じパスワードを入力して「送信」をクリックするとXM側での設定は完了です。
パスワード設定が終わればMyfxbookに戻り、先ほどの投資家パスワードの欄に読み取り専用で設定したパスワードを入力します。
最後にアカウントの作成ボタンをクリックし「✔Your account was successfully processed!」と表示されれば成功です。
続いては作成できたアカウントを公開する方法です。
アカウント作成成功したページの下にある「set privacy settings (accounts are private by default)」をクリックします。
オプション画面が出てきますので「Authorization password」に表示されているパスワードをコピーし、XM側の読み取り専用パスワードを今度はこちらのコピーしたパスワードに変更します。
今回はMT4で読み取り専用パスワードを変更していきます、このやり方はFX業者共通です。
MT4の「ツール」から「オプション」をクリックします。
オプション内の「サーバー」タブを開き「パスワード変更」をクリックします。
「現在のパスワード」にはMT4ログインパスワードを入力し「パートナー(閲覧専用)パスワード」にチェックを入れて「新しいパスワード」に「Authorization password」でコピーしたパスワードを入力します、同じように「確認」にもコピーしたパスワードを入力してください。
これでFX業者側の設定は終わりです、最後にMyfxbookに戻り「ポートフォリオ」⇒「作成したアカウント」へ進み「検証(オプション)」タブを開きます、タブを開いたら中央付近にある投資家パスワードの「Update Password」をクリックします。
クリックしたら、投資家パスワードの入力画面が開かれますので先ほどMT4にも入力した「閲覧専用パスワード」または「Authorization password」のパスワードを入力し、最後に「OK」をクリックすればすべての設定が完了です。
アクセス許可のタブから取引履歴などを公開できるようになりましたが、公開しても良いものには「パブリック」にチェックを入れ、公開したくない情報には「プライベート」にチェックを入れるとOKです。
これでMyfxbookと取引口座の紐づけが完了し、取引成績も全ての人に見てもらえるようになりました、本当にお疲れさまです。
自動売買やEAのフォワードテスト公開のやり方まとめ
フォワードテストを公開するにはかなりの手間がかかるので、途中で挫折する方も少なくは無いですね。
そもそも普通にトレードしているだけなら「読み取り専用パスワード」や「閲覧専用パスワード」を触ったり変更したりする方はいないはずなので、初めてフォワードテストを公開する方にとってはハードルが高いと感じる方も多いと思います。
しかも日本語で丁寧に説明している方も少なく、フォワードテスト公開方法で調べても殆どが英語での説明なので、英語が出来ない方にとってはもはや意味不明になってしまいますね(笑)
なので今回は、初心者の方でも出来る限り分かりやすく説明したつもりです。
私自身がフォワードテスト公開するにあたって色々調べていた時に「こういう説明文があったら分かりやすいのにな」と思った事を今回は説明に書き足してみました。
この記事だけでも分かりにくいと感じた方が居ましたら、下にあるお問い合わせやコメント欄にコメントをくれると個別に説明しますのでお気軽にお問い合わせください。
ちなみに、フォワードテストとは何も自動売買やEAの成績公開に限らず、裁量トレーダーが自身のトレード履歴を振り返るためにも使えますから、Myfxbookに登録するだけでも損はしないと思いますので、お時間のある時にでも登録するのはどうでしょうか?
以上、この記事が参考になれば幸いです。
その他、気になる事があれば下記のお問い合わせフォームにお気軽に連絡してください。